2024年11月08日
こんにちは、
わたなべ塾の鈴木千温です。
今年度および来年度の県立高校入試の実施について、茨城県教育委員会のHPよりぞくぞくと情報が公開されています!
今年度の入試(現在の中学3年生対象)については、重要な変更点が2点あります。
前回の記事に引き続き2点目は、主に受験生本人へ。
少し長いですが、最後まで読んでくださいね。
学力検査の時間割が変更&英語はリスニングと筆記が分かれる
画像は茨城県教育委員会HPより抜粋
PDFでダウンロードができます
情報が盛りだくさんなので、ひとつずつ整理していきましょう。
まずは時間割についてです。
これまでは
①英語
②国語
③数学
(昼休み)
④社会
⑤理科
という時間割でした。
塾の模試や学校の実力テストもこの順番で行われていることが多いです。
しかし今年の入試から
①国語
②数学
③-1英語[筆記]
③-2英語[リスニング]
(昼休み)
④社会
⑤理科
という時間割に変わります!
(リスニングテストを昼休みの直前にすることで、放送ミスや機器の不良があった際のフォローをしやすくなるためだそうです。)
そして、英語の問題冊子は2つに分かれます!
画像は茨城県教育委員会HPより抜粋
PDFでダウンロードができます
これまで大問1がリスニング、大問2以降が筆記の問題でした。
大問1だけで1つの冊子になるイメージですね。
筆記とリスニングの間にある10分の休憩時間もポイントになるかもしれません。
良い意味での気持ちの切り替えに使えると良いなと思っています。
ここで集中力を切らすのはダメですよ!
試験の合計時間と点数はこれまでと変わりません。
(全部で50分、100点満点)
城ノ内中学校ではすでにこの形式での実力テストを実施したとのことです。
リスニングが単独の冊子になったことで、
「リスニングの時間が前よりも長く感じた」
「音声が流れた後の考える時間に余裕があった」
「先の問題を気にして焦ることなくリスニングが解けた」
という前向きな感想ももらっています。
今の時点で分かっていることは、間違いなく問題形式が変わるということです。
そして、前例が無い変更がされる時には必ず何かが起こります…!
大問構成の大幅な変化、出題傾向の変化、問題数や配点の変化など…いろいろなことが予測されます。
教科の順番が変わることで、入試当日の心構えも変わります。
1教科目の緊張、昼休み後の眠気、5教科目の疲れなど、これまでさまざまなことを踏まえてシュミレーションをし、どのように試験に立ち向かうかを受験生に指導してきました。
それが大きくひっくり返るようです。
“受験会場には魔物が住む”と昔から言ったものです。
(あとは甲子園などにも住んでいるようです)
しかしその魔物の正体は、緊張や焦りからくるプレッシャーです。
どれだけ準備をしてくるか、どれだけ平常心を保って入試に挑めるか、ここで試されています!
県立高校入試まではあと110日ほど、まだまだ時間はあります。
どんな状況でも全力で入試に挑めるように、しっかりと準備をしていきましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。