2024年11月06日
こんにちは、わたなべ塾の鈴木千温です。
今春の県立高校入試(今の高校1年生が受験した入試)の“さっくり分析”を、3回に分けて更新していきます!
当ブログのさっくり分析は
①問題構成
②問題内容
③傾向と対策
の3点に分けて分析していきます。
最終回は理科&社会です!
🔳理科
①問題構成
大問1:各分野の小問集合(8問・24点)
大問2:電流と磁界(4問・16点)
大問3:物質の状態変化(4問・16点)
大問4:生物の体のつくりとはたらき(4問・16点)
大問5:地球と宇宙、天体の動き(3問・16点)
大問6:力のはたらき、大地の変動、気象のしくみ(4問・12点)
②問題内容
大問構成は昨年と同じでしたが、設問数は昨年から2問減りました。
記号選択の問題が多く出題されました。
用語を答える問題、計算問題、正誤選択の問題が数問ずつ出題されました。
作図問題と記述問題は出題されませんでした。
大問2から大問6までは、基本的な知識を問う問題が広い範囲から出題されました。
大問5では1問6点の問題が2題出題され、1問のミスが大きく影響する問題でした。
③傾向と対策
各学年・各分野からバランスよく、まんべんなく出題されています。
ほとんどが教科書で学習する基本的な内容なので、教科書やテキストをよく読んで、基礎を定着させることが重要です。
計算問題も出題されるので、法則や公式をしっかりと覚えて使えるようになることが必要です。
🔳社会
①問題構成
大問1:地理(8問・30点)
大問2:歴史(8問・30点)
大問3:公民(8問・20点)
大問4:三分野総合(6問・20点)
②問題内容
大問構成は昨年と同じでしたが、設問数は昨年から2問減りました。
全28問のうち、記号選択が23問、用語を書く問題が2問、正誤選択が2問、記述問題が1問という配分でした。
基本的な知識を問う問題がほとんどですが、資料の読み取りや活用が必要な問題も数問出題されています。
③傾向と対策
全体的に記号選択の問題が多く出題されています。
資料から情報を正しく読み取り、それらを使って回答する力が必要です。
語句の選択や記述は、誤字脱字にも気を付けて、確実に正しく書けるように練習することが大切です。
歴史は古代~近代の日本、地理は茨城県と他県の比較、都道府県名と県庁所在地名など、毎年出題される問題が固定化しつつあります。
過去問題や類題で繰り返し練習をすることが大切です。
今回は以上です!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。