2024年03月13日
こんばんは。
わたなべ塾の鈴木千温です。
合格発表の一日を終えて、余韻に浸りつつ更新しています。
昼間の進級パーティーは全員がそろって参加してくれて本当に嬉しかったです。
また、わたなべ塾開校の折に最初に入塾してくれた生徒を送り出す日でもありました。
ちょっとした備忘録ですので、お暇な方はお付き合いください。
塾とは不思議なもので、毎年その学年の“色”があります。
今年の受験生はいつの間にかじわじわと力をつけて、最後にはしっかりとした落ち着きを感じることができた学年でした。
全員が同じ方向を向き、各々に合った速さで走り続け、最後は確実にゴールにたどり着いてくれました。
決して楽な道のりではありませんから、走り続けるのはとても大変だったと思います。
時々脱線してしまいそうな生徒もいましたが、呼べばすぐに元の場所に戻ってきてくれる良い生徒たちでした。
手ごたえを感じる分、授業のやり甲斐もひとしおでした。
みんな本当にありがとう!
この時期になると思い出すのは、かの有名な
「花には嵐の例えもあるさ、さよならだけが人生だ」
の一節です。
「勧酒」を井伏鱒二氏が和訳したものですね。
色々な解釈がありますが、私は
「出会いがあれば必ず別れがある。だから今この時を大切にしよう。」
と解釈しております。
中学3年間はあっという間だったことでしょう。
これから始まる高校3年間、その先も、あっという間に過ぎてしまいます。
大人になってからあの頃を惜しむ気持ちも少なくはありません。
だからこそ、これから新しい出会いや経験にあふれている卒塾生には、今やりたいこと・今ほしいものを大切にしてほしいと思います。
先生たちはこの小さな教室からずっと応援しています。
明日からまた新たな受験生と共に戦います!