2022年04月27日
こんにちは!
わたなべ塾の鈴木千温です。
23年春実施の県立中学・高校・中等教育学校の入試に関して、新しいニュースが発表されました。
以下抜粋です。
「茨城県立高や県立中・中等教育学校の23年春入試を巡り、スキャナーで読み込んだ解答用紙をパソコンで分析する光学的文字認識(OCR)を使い、「デジタル採点」を導入すると明らかにした。
県内入試では昨春、大量の採点ミスが発生。OCRの活用を採点時間の確保につなげ、ミス防止につなげたい考え。
読み取りは、選択式問題と記述式問題のいずれにも使う方向で検討する。パソコン上で結果をすり合わせた上、さらに各校の担当者がチェックする。」
(茨城新聞クロスアイ2022年4月26日記事より)
近年の県立高校入試の傾向としては、
21年:記述式問題が激増
22年:ほぼ選択式問題のみ
というような入試傾向の変化がありました。
23年入試は選択+記述でバランスを取って出題される傾向に戻ると思われます。
今春の入試を見て「記号ばっかりでラッキー!」と思った人は要注意です。
記述式の練習もしっかりと対策をしておくことが大切です。
デジタル採点は東京都や神奈川県の入試、模試や検定などでもすでに導入されています。
デジタル採点には注意点があります。
1.薄すぎる文字・線
2.小さすぎる文字
3.読みにくい文字
4.誤字・脱字
これらに当てはまる場合は、コンピューターが正しく読み取れないことがあります。
普段から文字や記号を丁寧に書く習慣をつけることが大切です!
入試における採点ミスについてはニュースにも取り上げられていました。
原因として様々な背景があることは理解しているつもりですが、そのたった1回の入試で人生が変わる人もいます。
厳正公平な入試が実施されることを切に願っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。