2022年04月13日
こんにちは!
わたなべ塾の鈴木千温です。
中学生になると、生徒本人や保護者の方から「検定って受けた方が良いんですか?」とよく質問されます。
今日は中学生がよく受ける検定についてまとめてみます!
以下の3つの検定が、多くの中学生が受検する有名なものです。
どの検定も年3回ほど実施しています。(※個人受検の場合)
①漢検(日本漢字能力検定)
②英検(実用英語技能検定)
③数検(実用数学技能検定)
これらの検定は、高校受験を見据えた時にそこまで頑張って受ける意味はあるのか?という疑問についてお答えします。
ずばり「受験する高校やその所在地(都道府県)による」ということです。
(今回は受験する高校の所在地が茨城県の場合を想定します。)
★高校が私立高校の場合
検定を持っていることで加点されることがあります。
加点は1~2ポイントほどです。
推薦入試の出願条件になっていることもあります。(英検3級以上を取得など)
学校によって加点の有無や出願条件は異なるので、入試要項をよく読むことが大切です。
利用する場合は合格証明書の提出が必要なので、準備を忘れずにしましょう。
全ての私立高校で検定の加点を行っているわけではありません。
どの学校が取り入れているのかについては、各検定のホームページより対象学校を調べることができます。
★高校が県立高校(公立)の場合
検定を持っていることによる加点は、一部高校を除きほぼありません。
学力検査と内申の結果を見て合否判定に迷ったときに、もしかすると判断材料になるかも…?くらいのものです。
「じゃあ頑張って受けても意味ないじゃん!」というわけではありません!
検定を受けるメリットもたくさんあります。
①検定を受けることで学力がつき、そのレベルを客観的に把握することができる。
②受験の際にもし面接がある場合、中学校で頑張ったこととしてアピールすることができる。
③部活動や生徒会活動にあまり積極的に参加できなかったとしても、検定の合格記録を内申書に書いてもらうことができる。
内申書が真っ白…よりは何か書いてあった方が印象は良いですよね。
(※内申書を真っ白のまま提出させる中学校の先生はいないと思います。)
④そして何よりも、頑張って取り組んだものが合格となったら嬉しいですよね。
合格という結果が自信につながり、モチベーションもアップします。
いかがだったでしょうか?
塾では検定の対策もしています。
初めてだから勉強の方法が分からない、難しい級に挑戦したい、という人はぜひご相談ください♪
各検定とも実施回数と実施日は決まっています。
検定を頑張って受けてみたい!という人は、申し込みを忘れずにしてくださいね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。