2022年04月11日
こんにちは!
わたなべ塾の鈴木千温です。
先日、塾で使う教材の出版会社を訪問したのですが、その時に担当の方からちょっとした相談をされました。
「うちの息子(小5)がもうすでに英語が苦手みたいで!小学生なのに、苦手になるの早くないですか!?先生のところの生徒さんはどうですか?」
とのお話でした。
私自身も「小学生の時点でもう苦手意識があるのか~」と改めて具体的な事例だと感じました。
英語が苦手であると感じる学年は、年々早くなってきているそうです。
苦手意識が強くなる・つまずきを感じるタイミングは大きく3つあり、もちろんそれに伴う理由もあります。
①小学校高学年
小学校でも英語が科目化されたのは記憶に新しい話題だと思います。
しかし小学校ごとに取り組んでいる内容にはまだ差があるようです。
楽しく歌を歌ったりゲームをしているだけの学校もあれば、自己紹介や簡単な会話など英会話を意識している学校もあります。
またすでに学習しているローマ字と新しく学習する英語の表記の使い分けができず、混乱してしまう児童も多いようです。
外国語=分からない、難しいという意識を早くから持ってしまう原因となります。
②中学1年生の5月頃
小学校までは話す・聞くことが中心だったため、英語は楽しいと感じられることが多いです。
しかし中学校の英語の授業は読む・書くことが中心であり、定期テストで良い点数を取らないといけません。
話せるけど書けない、読めないという状態になり、英語が分からなくなる生徒が多くいます。
これは小学生の時に英会話教室に通い、早くから英語に親しんでる生徒に多くみられる傾向です。
③高校1年生の4月頃
中学校までは短い文、比較的簡単な単語や文法が暗記できればOK!という状況でした。
しかし高校の英語の授業は文が長くなり、文法もより複雑になり、ただ暗記するだけでは追いつかなくなります。
また中学校までの内容は完璧であるという前提で授業が進むため、高校入学早々に授業についていけなくなる生徒が続出します。
生徒が自主的に予習・復習をすることは必須事項ですね。
<まとめ>
・学年が上がるごとにこれまでの学習とは内容が大きく変わり、それに戸惑ってしまうことが多い
・これまでの学習方法が通用しなくなってくる
以上です!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。