2022年03月30日
こんにちは!
わたなべ塾の鈴木千温です。
あっという間に3月の終わりが近づいてきましたね。
桜の見頃も迎え、4月がますます楽しみです。
今日は茨城県龍ケ崎市根町にある般若院の枝垂れ桜を見に行ってきました。
樹齢約500年のとても立派な枝垂れ桜です。
今から500年前と言えば1522年(大永2年)、室町時代・戦国時代の頃です。
ずっしりと大きな木で、時代の重みを感じました。
写真をTwitterやInstagramに載せたので、そちらもぜひご覧ください♪
今日は「月の異名」とその由来についてお話しようと思います。
月の異名とは「和風月名」とも呼ばれ、12か月それぞれの月に付けられた、数字ではない呼び名のことを言います。
中学生になって国語の時間に古文を習う時に「12か月全部覚えてね!」と先生に言われた人もいるのではないでしょうか。
まずは12か月まとめて、ささっと紹介します!
(もう知ってるよ~という人は読み飛ばしてOKです!)
<旧暦・春>
1月→睦月
2月→如月
3月→弥生
<旧暦・夏>
4月→卯月
5月→皐月
6月→水無月
<旧暦・秋>
7月→文月
8月→葉月
9月→長月
<旧暦・冬>
10月→神無月
11月→霜月
12月→師走
今日は3月と4月に注目してみましょう!
3月→弥生(やよい)
3月は春になり、草木が生い茂る季節です。
「弥」には「ますます・いよいよ」という意味があります。
「いよいよ(弥)草木が生えてくるぞ!」という月なのですね。
桜が満開を迎える季節なので「花見月」とも呼ばれます。
4月→卯月(うづき)
「卯」とは小さな白い花が咲く植物であるウツギのことです。
ウツギは初夏に花を咲かせる植物で、「卯の花」とも呼ばれます。
4月は春という印象が強いですが、旧暦では夏の始まりの月です。
(旧暦と新暦の違いはまたどこかで詳しく解説しますね。)
月の異名はたくさんの種類があり、その由来も様々です。
(いわゆる※諸説ありというやつです。)
綺麗な言葉や印象的な言葉が見つかったら、ぜひ自分でも調べてみてくださいね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。