2023年07月13日
こんにちは!
わたなべ塾の鈴木千温です。
今春の県立高校入試(今の高校1年生が受験した入試)の分析が終わりました。
今日から3回に分けてブログに更新していきます!
①問題構成
②問題内容
③傾向と対策
の3点に分けて分析していきます。
本日は英語&数学です。
★英語★
①問題構成
大問1:リスニング(13問・30点)
大問2:適語補充・語形変化(6問・12点)
大問3:短文読解(2問・8点)
大問4:対話文読解(6問・13点)
大問5:長文読解(9問・25点)
大問6:並び替え(4問・12点)
中1内容:3問(8%)、6点
中2内容:15問(38%)、35点
中3内容:5問(12%)、13点
学年混合:17問(42%)、46点
②問題内容
難易度は例年通りです。
出題内容もほとんどが例年通りでした。
論理的な思考力、資料を正しく読み取る力、英語で正しく表現する力が求められる問題が多く出題されました。
新傾向の問題として、
・英文を聞いて絵を並び替える問題
・本文の内容に合うように英文を完成させる問題
・本文中のdidが何を指すのかを書かせる問題
が出題されました。
長文読解は約450単語の読解問題でした。
③傾向と対策
大問1のリスニングが全体の3割を占めているので、普段から英語を聞くことに慣れる必要があります。
単語・文法・熟語は覚えるだけではなく、正しく使えるようになることが必要です。
長文読解は400~500語程度の文章で読み取る練習をして、時間配分の感覚を身につける練習も必要です。
★数学★
①問題構成
大問1:基本計算(5問・20点)
大問2:方程式・データの活用(4問・20点)
大問3:確率(3問・15点)
大問4:平面図形(3問・15点)
大問5:関数とグラフ(3問・15点)
大問6:空間図形(3問・15点)
<出題範囲の構成>
中1内容:6問(29%)、28点
中2内容:6問(29%)、28点
中3内容:9問(42%)、44点
②問題内容
難易度は昨年度よりもやや易しくなりました。
全体的に基礎・基本レベルの問題が多く出題されました。
図形の証明問題は空欄補充の記述形式でした。
計算処理能力やデータの読み取り、数学的な考え方、問題の解決能力が問われる問題が多く出題されました。
昨年度との違いとして
・データの活用の大問が無くなった
・確率が大問で出題された
という点があげられます。
関数とグラフなど、対策していないと解くことが難しい問題が出題されました。
③傾向と対策
各学年で学習した基本的な計算、図形やグラフの読み取り、データの活用を練習する必要があります。
基礎計算力・図形をイメージする力・ケアレスミスを防ぐ練習が重要です。
配点が高い問題は解くまでに時間がかかる問題もあるので、時間配分に注意して解く練習も必要です。
今回は以上です!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。