2022年03月15日
こんにちは!
わたなべ塾の鈴木千温です。
私は文系科目担当として、国語の授業も担当しています。
むしろ国語こそが私の専門です!(大学では日本語学専攻でした。)
なので国語の指導には強い思い入れがあります。
しかし、小学生や中学生の生徒さんからは、
「国語の勉強ってしないとダメですか?」
「日本語なんだから普段使ってるし、わざわざ勉強しなくても良いじゃん!」
「教科書読んでると眠くなる…」
と言われることがあります。
とてもとても悲しいです。
国語=日本語の勉強というのは奥深く、とても大切なものなのです!!
国語をの勉強が大切な理由をぜひ知ってほしいと思います。
①国語は全ての科目に通ずる
国語では、日本語の「話す・書く・聞く・読む」という基本的な能力を学びます。
小学校に入学すると、ひらがなの書き方や読み方から学びますよね。
これは明治時代に始まった義務教育の制度から変わらず続いているものです。
江戸時代までは、生まれた身分によっては自分の名前すら書けない人もたくさんいました。
日本の識字率が99%を超えるのは、義務教育のおかげです。
そして国語以外の科目、英語・数学・理科・社会なども問題は日本語で書いてあることがほとんどです。
問題文に書かれている日本語を正しく理解できないと、その問題を解くことができませんよね。
②良好な人間関係を築く
正しい日本語を学び、使えるようになることで、良好な人間関係を築くことができます。
日本語でのコミュニケーション、意思疎通は、社会の中で生きていく上ではとても大切なものです。
日本人としての一般常識、マナー、信頼を身につけることができます。
③読み取る力を育てる
国語の授業では様々な文章を読みます。
現代文から古典まで、内容も様々です。
紙面の文章から読み取る力を育てることで、想像力が身につきます。
そしてそれは、人の心情や場面の状況を理解することができるようになります。
これも社会の中で生きていく上で大切なものですね。
④自分の意見を正しく伝える&相手の意見を正しく受け取る
コミュニケーションを積極的に取ることが苦手な人は、自分と相手の意見をやり取りすることが苦手な人も多いのではないでしょうか。
日本語での情報処理を正しく行うことで、円滑なコミュニケーションを取れるようになります。
言葉選びを間違えてしまい「そういうつもりではなかったのに…」と、人間関係においてトラブルになることも防ぐことができます。
国語の勉強をするならば、まずは「読む」ことから始めるのが近道です!
たくさんの言葉を吸収することで、文章や問題文の理解ができるようになります。
好きな小説、話題のテレビドラマの小説版、人気漫画のノベライズ…日本語なら何でもOKです!
何を読めば良いのかが分からない人は、学校の国語の教科書を読むことがオススメです。
教科書には良質な文章がたくさん掲載されています。
小・中学生のみなさんにオススメの本を紹介できる機会があると良いなと思います♪
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。