2022年03月08日
こんにちは!
わたなべ塾の鈴木千温です。
今日は、この春から高校生になる皆さんにとってとても重要なことをお伝えしようと思います。
「受験が終わったばっかりなのにー」って思った人もいますよね?
入学前の今だからこそ知ってほしい!!
中国の思想家・孫子もその昔、「情報を制する者は戦いを制する」と言いました。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
2022年といえば、高校の学習内容が激変する年だということをご存じですか?
2022年4月に高校に入学する人たちから、教科書や科目の大幅な変更があります。
教科書は「探究学習」を重視した内容に変わります。
思考力・判断力・表現力を高め、アクティブラーニングが導入されます。
SDGSを意識した課題への取り組みもあります。
2025年1月の共通テストより、新科目に対応した大学入試に変わることもポイントのひとつですね。
各科目、どのような変化があるのか簡単にご紹介します。
【英語】
★旧課程の「コミュニケーション英語」は4技能(話す・聞く・書く・読む)を重視した内容でした。
単語数は約3000語です。
★新課程では「英語コミュニケーション」と科目の名前が変わります。
5領域(やり取り・発表・聞く・書く・読む)を重視した内容になります。
単語数は約5000語です。英検2級レベルと言われています。
★5領域の中でも「やり取り・発表・書く」に特化した「論理・表現」という科目ができます。
これは旧課程では「英語表現」でした。
【数学】
★新課程では「数学C」が新設されます。
★旧課程の「数学活用」は、新課程では「数学A・B・C」に内容が振り分けられます。
★全体的に統計的な内容が重視される科目になります。
★文系国立大学を受験する場合、「数学C」の履修が必要になることがあります。
これまで「数学B」で勉強していた「ベクトル」の単元が「数学C」に移行されるためです。
★「理数」という科目が新設されます。数学と理科が融合した新教科です。
必履修ではありません。
★「情報Ⅰ」という科目が新設されます。プログラミングやAIを学びます。
こちらは必履修の科目です。
少し長くなりましたので、次回に続きます!
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。